ブッフ・ア・ラ・モード
Phone: 03-3260-7077
Website: http://www.boeufalamode.com
ブッフ・ア・ラ・モードはおいしい料理とワインの楽しみ、そしてシガーをくゆらすくつろぎの一時を心を込めてお届けいたします。
フレンチをベースに選び抜いた旬の素材で自由にアレンジされる料理。備長炭炭火グリルで調理される食材はこだわりのソースと魅惑のハーモニーを奏でます。
親しい方とのロマンチックな一時、楽しい仲間とのパーティー、光あふれるランチタイム、ゆったりと落ち着けるディナータイムで皆様を心からの笑顔でお迎えいたします。
Story of BOEUF A LA MODE
1930年(昭和5年)11月14日 当時「ライオン宰相」と呼ばれた高知県出身初の総理大臣 浜口雄幸(はまぐち おさち)が東京駅でロンドン軍縮条約調印を反対する右翼の男に狙撃され重症を負うという事件が起きた。
浜口首相の傷は出血が多く、当時の日本ではあまり一般化されていなかった輸血が行われ、この事件がきっかけで輸血が一般化したという話がある。
浜口首相の狙撃事件は、最近でもNHKの「その時歴史が動いた」などにも取り上げられ、ご存知の方も多いと思われる。
この時の再現ドラマで、浜口首相が自宅から妻に見送られて東京駅に出掛ける場面がある。この浜口邸の跡地にレストラン「ブッフ・ア・ラ・モード」が所在しているのである。
ワインを飲みながら歴史に想いを馳せるのには絶好のレストランなのだ。
この「ブッフ・ア・ラ・モード」が所在する「二十騎町」は、最近では数少なくなった江戸の昔からの町名で、江戸幕府の御先手与力二組(各十騎)の屋敷があったことからその名が付いたのである。
最寄り駅が「牛込神楽坂」「牛込柳町」「神楽坂」と更に江戸の歴史を感じさせる地域なのである。
「ブッフ・ア・ラ・モード」は表通りから2本も裏道を入った閑静な住宅街のマンションの一階にひっそりとたたずんでいる。
まさに、隠れ家レストランなのである。
シェフの矢島久さんは、本場フランスで修業をしてきた本格派で、見た目は髭面の熊のような大男であるが、料理の腕は一流で多くのファンを持っている。
気軽に声をかければ、豊富な知識を駆使して料理に合ったワイン選びの相談にのってくれる。
「ブッフ・ア・ラ・モード」は料理やワインなど、高級フレンチレストランと思われるが、お値段はさほど高くなく気軽に利用できるレストランである。
美智子皇后様がお忍びで御利用になったことも「隠れ家レストラン」としての由縁であろう。
この店の常連客の中には、浅見光彦シリーズで有名な作家の内田康夫先生や多くの芸能関係者がいる。
また、シガー愛好家にも有名な店で、店内にキューバ・シガーを30種類以上を取りそろえている。
「ブッフ・ア・ラ・モード」は気取らずに本格フレンチをリーズナブルに楽しめる「隠れ家」なのである。
H.M